就活の鬼門:テストセンターの突破法

さて、エントリーシートを書き終えた就活生が次に立ち向かうのは、試験になります。私が就活していた時期には、SPIが主流でした。正直に申し上げて、私はこのテストが大の苦手でした。ただ、そんな私でも何とか試験突破できるようになっていましたのでどうやって突破したかその方法を綴ればと思います。

SPIはテストセンターのPCで受ける試験で、一つ一つの問題自体は易しいです。ただ、所謂“普通の試験”と違って、全体の問題数というのが決まっておらず、“受験者の実力が測れた”と判断された段階でテストは終了いたします。そして、この特徴が私に最も合わなかったのですが、SPIでは次の大問に移ると前の大問には戻れません。その為、最後の総見直しは一切できず、“取り敢えず一通り問題を解いてから、見直しする”というパターンが得意だった私にはSPIは全く合わなかったです。

じゃあどうしたかというと、私はSPIを受け続けました。SPIの結果というのは、一度受験すれば複数の企業に使いまわすことができます。なので一度受けてそれを使い回す人も多くいますが、私は受け続けることを選びました。というのも、SPIの問題のパターンはそれほど多くなく、受け続けるとある程度似た問題(中には全く同じ問題)が出題されます。そうすると徐々に余裕が出て、落ち着いて受けられるようになります。最適な受験回数は人によると思いますが、私は10回ほど受けてやっと自分の納得できる試験の出来になりました。